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『室内熱中症』にならないための暑さ対策

生活
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蒸し暑い日が続く夏。気を付けなけばならないのが『熱中症』です。

高温多湿、無風の環境は熱中症の危険性が高く、油断をすれば室内が一番危険な状態になりうることもあります。

室内で家事をするお母さんや、体温調節機能が未熟な子どもは特に注意が必要です。

今回は具体的な対策方法を紹介していくので、室内でも熱中症対策を心掛けるようにしましょう。

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喉が渇く前に水分補給

一見汗をかいていないように見えても、うっすらと知らない間に汗をかいてしまい、いつの間にか体内の水分は失われています。徐々に少なくなってしまうので気が付いたときにはすでに熱中症だったということも少なくありません。

喉が渇く前にこまめに水分補給を心掛けましょう。

太い静脈を冷やす

太い静脈がある首回りや脇の下、脚の付け根に冷感タオルや冷やしタオルを当てると、効率よく身体を冷やすことができます。

この方法は「エアコンの冷たさが苦手」という人でも、首に巻いたり、顔や腕を拭いたりすることでリフレッシュすることができます。

風通しのよい服を着る

身体の熱や汗を逃がすためにも、なるべく風通しのいいゆったりとした服装を選びましょう。

通気性と吸水性のリネン素材

リネン素材の生地は吸水性が非常に優れていて、大量の汗をかいてもずっとサラッとした感覚が続き、長時間快適に過ごすことができます。

また通気性もよく、繊維の中では最も涼しく夏に最適な素材だと言われています。

着心地と肌触りのコットン素材

柔らかくて肌触りのよいコットン素材は、着心地がとてもよく、夏でもストレスなく着続けることができます。

また、吸水した汗の発散性が高いので、服の中でかいた汗をどんどん吸い取って外へと発散してくれます。なので蒸れることがありません。

滑らかで軽いレーヨン素材

滑らかな質感やドレープ感(ゆったり優雅な感じ)が特徴のレーヨン素材は、肌に触れるとひんやり涼しく感じる冷感効果があります。

また、吸水性もそれなりに高く、消臭効果もあるので、気になる汗のニオイも和らげることができます。

通気性に特化したメッシュ素材

メッシュ素材の生地は特に風通しがよく、扇風機などを稼働している状況であれば、かなりの涼感を得ることができます。

しかし、一方で汗の吸水性が悪い場合が多く、汗で濡れた肌と生地が張り付いてしまう感覚があります。

室温を28℃以下に保つ

室温のチェックに便利で、熱中症の危険度を知らせてくれる温湿度計などをこまめにチェックして、最低限にはエアコン(クーラー)を稼働して室温を28℃以下に保ちましょう

また、エアコンと併用してほしいのがサーキュレーターや扇風機です。「エアコンだけで涼しいから」と併用せずに稼働を止めてしまう人も多いのですが、冷たい空気は部屋の底に滞留してしまいます。なのでエアコン単体の力では、人間の上半身の高さには中々涼しさがやってこないのです。

この底に滞留している空気を動かして部屋全体を涼しくすることができれば、エアコンの設定温度を2,3℃下げるのと同じくらいの効果が期待できます。電気代の節約にも繋がるので、必ずサーキュレーターや扇風機を併用するようにしましょう。

適度な休憩をとる

熱さや日差しにさらされる時は、それだけで身体に負担がかかっています。仕事や家事で忙しくても、無理をせずにこまめに休息をとりましょう。

また、身体の免疫機能が低下していると熱中症になりやすいので、日頃から栄養バランスのとれた食事と十分な睡眠、体力作りを意識しましょう。

日差しを遮る

室内の急激な温度上昇を抑えるためにも、『遮光カーテン』や窓の外に設置する『すだれ』をなどを利用して、窓から差し込む日差しを遮断しましょう。

特にすだれは日差しを遮りつつ風を通す効果があるので、打ち水と組み合わせればより涼しい風を感じることができます。

塩分と栄養をしっかり摂る

近年、特に呼びかけられている夏の塩分摂取。これが非常に重要です。猛暑の中では汗とともに大量の塩分が体から出て行ってしまうので、それを補うために塩分摂取は欠かせません。また、それと同時に水分補給も忘れないようにしましょう。

しかし、暑さ対策で必要なのは塩分だけではありません。汗と一緒に排出される『カリウム』やリカバリーに欠かせない『ビタミンB1』や『クエン酸』も必須です。最近では、これらの栄養が含まれているタブレットサプリなども販売されているので、それらを上手く活用しましょう。

後書き

熱中症の一番の対策には、根本的な暑さを取り除くことが一番です。暑さ対策は考えれば考えるほどたくさんのアイデアが出てくるので、全てを実行することで絶対に熱中症を避けましょう。

また最近は夏の暑さ対策のための新商品がたくさん出てきています。それらも上手く活用して猛暑を乗り切りましょう。

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