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スマブラSP『パックマン』のVIP到達までに出来るようになったこと

ゲーム
この記事は約12分で読めます。

私は全キャラVIPを小さな目標にしています。

メインで使用しているキャラはリュカですが、現実逃避で全く触ったことがないキャラを使用してVIPを目指すのは結構楽しいんですよね。

しかし発売から1年以上が経過した現在、VIP自体のレベルはもちろんですが、VIP以下の人達のレベルもかなり上がってきています。正直、発売された当初と比べて、VIP入りの難易度は2,3倍に跳ね上がっていると感じます。

私は発売から半年くらいで9割ほどのキャラをVIP入りさせてから、仕事の都合で半年以上スマブラから遠ざかっていました。そんな私が久しぶりにリハビリがてら残りの非VIPキャラでVIPを目指したので、その中から今回はパックマンを紹介したいと思います。

あ、ちなみに触り始めからVIP到達までに出来るようになったことを中心に書いていきます。

※あくまでVIPへ入れないで困っている方向けへの記事となります。パックマン上級者の方には参考になりませんので、その点についてはご了承下さい。

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はじめてパックマンを使った感想

ぶっちゃけ言うと…他のキャラがほとんどVIPなのもあって初戦で勝てさえすればVIPに入れる状況なんですよね。

しかし、はじめて触るキャラということに加えて、猛者が集まるVIPマッチ。とてもじゃないですがレベルが高くなってしまった現状でVIP昇格戦を一発勝ちできる気はしません。

案の定、一戦目は負けてしまったのですが、その時の感想は以下の通りでした。

  • 上Bの復帰が独特
  • 二段ジャンプ後のNB溜めがキャンセルできなくて困る
  • NBで反対方向に投げることができない
  • 下Bの消火栓がどれくらいで吹っ飛ぶか理解できてない

体術だけで中々いい勝負にはなりましたが、あまりにも自滅が多かったです。上記のポイントさえ理解できていたら一勝VIPを狙えてたかもしれません…。

そして、NBのフルーツターゲットのミスが目立ちました。パックマンは上B(フルーツターゲット)をどれだけトリッキーに使いこなせるかが重要だとばかり思っていたのですが、そうではありませんでした。正確に言うと、それはパックマン上級者になってやっとぶつかる壁であって、私のようなパックマン初心者にはさらにさらに低い位置に壁があったのです。

VIP到達までに出来るようになったこと

まぁそんな私ですが、結構な時間をかけてようやくパックマンでVIPにたどり着くことができました。最初と比べたときの変化は以下の通りとなります。

上B(トランポリン)の独特な感覚に慣れた

上Bのトランポリンの復帰が独特です。

トランポリンを出して小中大とどんどん高く跳ねることができるのですが、この操作と判断が中々に難しくて、崖まで届かなかったり、思ったよりも飛び過ぎて相手の目の前に着地してしまい大きな隙を晒してしまっていました。

具体的な対策

そもそも、上Bでなぜ上記のようなことが起きていたかというと、トランポリンを使う位置が悪かったんですね。「復帰技といえば上B」という感覚のせいで、ステージ崖から斜め下の位置でもまずは上Bで帰ろうとしていました。

それに、たとえステージの真下であっても上B復帰が届きそうな距離なのであれば、できるだけ上Bだけで帰ろうとしていたのが間違いでした。

パックマンにはもうひとつの復帰技として横Bがあります。大きく飛ばされた場合はまずこの横Bで直接崖に掴まりにいきます。もちろん横Bだけでは届かない場合があるのですが、そこでようやく上Bでの復帰を使えばいいのです。

これによって、上Bでの復帰はほぼステージの真下からしか行わないことになるので、難しい操作や判断に悩まされることなく、簡単確実に崖を掴むことができます。

なにより、崖の真下&中距離までの上B復帰にはメテオが効きません。効きませんというか、メテオをされても残っている2,3段目のトランポリンの判定で確実に戻ってこれます。これはすごい強みですし、これを活用することによって復帰を狩られることや崖まで帰れなくてバーストすることがほとんどなくなりました。

※崖の真下であっても、トランポリン3段目まで使わないと帰れないような遠距離では最後にメテオを決められて戻ってこれなくなります。いったん横Bで崖を目指せば、トランポリン2段目で届く距離まで崖に接近できるので、ほぼ100%復帰できるようになります。

二段ジャンプ後のNB溜めはできるだけ控えるようにした

パックマンは遠距離攻撃をするためにNBのフルーツターゲットをできるだけ溜めないといけません。しかし、NBの溜め中は全くの無防備で、空中で出してしまうと「二段目のジャンプ」か「空中回避」でしかキャンセルすることはできません。

なので、二段目のジャンプを消費した後のNBを溜めはキャンセルする方法が空中回避のみとなってしまうんですね。これは非常にマズイです。確実に相手が攻めてこない状況であればいいのですが、ここで相手に攻め込まれるとほぼ確実に何かしらの攻撃を受けてしまいます。

そして、今作は空中回避での硬直が非常に大きいので、ステージ外での復帰途中、二段ジャンプ後にちょっとだけでもNBを溜めようとしてしまうとほぼ確実に帰ってこれなくなってしまいます。

具体的な対策

「ボス・ギャラクシアン」まで溜めが達していない状態で、二段目のジャンプ後のNBの溜めをしないことを徹底しました。ステージ外であっても、ステージ上であってもです。

ボス・ギャラクシアンまで溜めている場合であれば、最後のカギまでの溜め時間はさほど長くないので、結構すぐに他の行動に移ることができて安全だと感じました。ボス・ギャラクシアン~カギまでの短い溜め時間であれば、ステージまで帰れなかったということもなかったと思います。

できるだけこまめにNBを溜めて「鍵」を使うようにした

もともと私は空ダ(ベク反)を活用した立ち回りが好きで、NBが溜め技になっているミュウツーやサムス、ルカリオなどは操りやすいと感じていました。しかし、同じような溜め技のはずなのにパックマンのNB溜め(フルーツターゲット)は空ダの操作が複雑で難しいです。

そして、ただNBを背中側に投げたいだけなのに「B→背中側にスティックを倒す+B」という慣れない操作がどうにもうまくできず困りました。

具体的な対策

上記の問題に加えて、パックマンの使い方動画などを観てみるとベルやボス・ギャラクシアンの多用が進められていたのですが、初心者の私にとってはどちらを当てても反応が間に合わずに大きな火力をとることができないことが多かったです。ならば、いっそのことNBを使う際は基本的に最終段階のカギまで溜めてしまおうと考えました。

NBのカギは一直線にかなりのスピードで飛んで、それなりにダメージもあります。単純に飛び道具として扱いやすいのですが、それに加えてもうひとつ強い要素があります。

なんとカギだけは素早く簡単に空ダができるのです。他のフルーツも空ダは非常に操作が難しいのですが、カギだけは本当に他のキャラクターの空ダと同じ感覚で出すことができます。空ダでの不意打ちと飛んでいくスピードの速さも相まって、VIP入りまでほとんどの方に通用していました。

これを心掛けるだけで、かなり勝率が上がったのを覚えています。

あ、もちろん他のフルーツを全く使わないというわけではないですよ。崖攻めなどの要所ではメロンなども活用していました。

ただデメリットとして、カギは溜めるのに非常に時間がかかってしまいます。その時間を消火栓などでどれだけ稼げるかが問題になりますね。

消火栓を飛ばせるセットアップを覚えた

はじめは消火栓を飛ばすのに苦戦していましたが、何戦もしているうちに段々とどれくらいで飛んでいくのかが分かるようになってきました。

しかしそれだけではまだまだで、あまり勝てるようになりませんでした。飛んでいくまでに時間がかかってしまって相手に消火栓を利用されてしまうことや飛ばせないで消えてしまうことが多かったです。

具体的な対策

なので、消火栓を飛ばしたいと思ったときに、相手にすぐ飛ばせるパターンを確立する必要があると感じました。

それが「下B(消火栓)→降りながら空後」です。これをしておくことによって、あとは横強などを一発加えることでいつでも好きなタイミングで消火栓を飛ばすことができます。

相手側はうかつにこちらへ攻め入ることができないため、NB(フルーツターゲット)も溜めやすくなります。

バースト手段の確立

パックマンは復帰阻止を決めることができないとバースト手段に困ってしまうことが多いです。投げでのバーストは180%近くにならないと決まらないので、どうしてもジリ貧になりがちです。

そこで、自分にとって簡単で決まりやすいバースト手段を確立しました。それは以下の2つです。

  • 消火栓を降りながらの空ダNB(カギ)
  • ガーキャン上スマ

消火栓を降りながらの空ダNB(カギ)

普通にカギを投げたり消火栓を飛ばしても、高%でバーストを警戒している相手には中々当てることができません。これを決めるためには不意を突く必要があります。

空ダでカギを投げるだけでも十分に不意を突けるのですが、「消火栓はカギ一発で飛んでいく」という要素と組み合わせると、さらに不意を突くことができます。それが消火栓を降りながらの空ダNB(カギ)です。

これによって「速くて一直線に飛んでいくカギ」と「跳ねながら少し遅れて飛んでいく消火栓」によるW攻撃を仕掛けることができます。どちらが当たっても120%程度であればバーストが期待できます。

これが非常に実用的で、VIP入口までの方々であれば十分に通用し、体感的には7割くらい決まっていたと思います。

ガーキャン上スマ

ある程度の距離をとってくる相手には消火栓を降りながらの空ダNB(カギ)でいいですが、ガンガン攻め込んできて近距離戦に持ち込んでくるファイターが相手だとどうしても消火栓空ダNBを決めてバーストを試みる暇なんてありません。

そういう場合にはガードを固めてガードキャンセル上スマッシュを決めてやりましょう。あまり吹っ飛びは強くないので、それなりに%を稼いでいないとダメですが、本当に困った時には頼れるバースト手段となります。

優秀な回転率の空前を使いこなす

ガーキャン空Nによる反撃が優秀なパックマンですが、自分から攻めていくときにはどうすればいいでしょうか。

DAや横強下強で攻め込んでもいいのですが、いまいち後隙が大きかったりします。うかつに振ってしまうと一気に懐に潜り込まれてしまうことも…。

そんなときに役立つのが空中前攻撃(空前)です。隙が少なく非常に回転率がいいので小ジャンプから着地するまでに2回も出すことができます。

単純にNBのフルーツと一緒に空前を振りながら突っ込んでも強いですし、崖に追い詰められてしまった場合にはとりあえず空前を連発しながら進めば簡単にラインを回復することができます。

近距離戦を挑むときには空前を連発しましょう!

置きと復帰阻止の空下を使いこなす

パックマンは基本的にはある程度距離をとって遠距離で戦いたいファイターです。なので、足の速いファイターに一気に攻め込まれると対処に困ることが多いです。ガーキャン空Nばかりでは掴みを通されたりもしますしね。

そんな時に役立つのが空中下攻撃(空下)です。「相手が攻め込んできそうだな」というタイミングで小ジャンプ空下を置いておくと、走って突っ込んでくる相手に面白いように刺さります。特にファルコンやロイなどの身長が高いファイターには効果テキメンです。

そして空下にはもう一つ重要な使い道があります。それが復帰阻止です。

パックマンの空下は、絶対に自分が向いている方向へ相手を飛ばすことができます。なので崖外へ相手を出したときに復帰阻止で空下を当てることができれば、ほぼバーストに持ち込めます。

消火栓やフルーツで復帰ルートを絞ればかなり当てやすくなりますし、本当に復帰阻止能力が高いと思います。バーストに結構困るパックマンだからこそ空下での復帰阻止はガンガン決めてやりたいですね。

メロンと一緒に突っ込む

100%近くまで相手の%を稼いだら、吹っ飛びが強くてスピードが遅いNBのメロンを投げましょう。それと同時に自分も突っ込むのです!

相手はメロンを恐れてガードを固めることが多いのですが、それに対して自分の掴みが簡単に通ります。

掴めた後は、投げでのバーストこそできませんが、崖外へ放り出して復帰阻止を決めてやりましょう。

崖外飛び出しジャンプ空ダNB(カギ)

相手をバーストすると復活したときに無敵時間がありますよね。ここをどう凌ぐかはキャラクターや人次第なところがあるのですが、私はパックマンを使っているときに多用していたパターンが一つあります。

それが、相手が復帰台から降りてこちらへ突っ込んできたところでこちらも崖外へ飛び出し、画面外へ向かっての空中ジャンプ後、空ダNB(カギ)をするのです。

こうすると、相手は崖外に逃げるパックマンに追いつけず、無敵時間が切れた瞬間に不意打ちのカギが飛んでくるのです。

一試合に一回は決まっていたので、個人的には中々実用的だと思っています。もちろん、崖に追い詰められて困ったときなどに使っても効果的でしたよ。

これができたらもっといいかも

他にも私自身はできるようになりませんでしたが、できるようになったらもっとパックマンで勝てるだろうなっていうことを書いておきます。

ボス・ギャラクシアンでの高火力コンボ

ボス・ギャラクシアンは相手に複数回ヒットするのですが、それと同時に自分も突っ込んで空中攻撃を決めることができれば、ワンタッチでかなりの火力を稼ぐことができます。

上級者パックマン使いはこのボス・ギャラクシアンが一番強いと言っているので、これが使いこなせればかなりVIPが近付くんじゃないかと思います。

ベルを活用した崖でのセットアップ

ベルの独特な軌道は崖に掴まっている相手にかなりのプレッシャーを与えることができます。

なぜなら、崖掴まりっぱなしとジャンプ上がりの両方を狩ることができるからです。相手の崖掴まり無敵時間が切れたらこちらはベルを投げます。相手はあまり位置が変わらない、その場(攻撃)上がり、回避上がりを選択せざるを得ないので、どちらを選ぶかジッと見て簡単に狩ることができます。

私は崖を狙ってピンポイントでベルを投げることができなかったので使えませんでしたが、相手のファイターによっては本当に詰ませることができると思うので、是非マスターしたいですね。

消火栓の水流に合わせてフルーツ投げ

消火栓から出る水流に合わせてフルーツを投げることによってものすごいスピードでフルーツが飛んでいきます。とてもじゃないですが、人間では反応できない速度です。

水流が出るタイミングは一定なので、何度も繰り返していると相手も警戒するのですが、本当に重要な場面の切り札として使えば、かなりの確率で決めることができると思います。

後書き

以上が、全くのパックマン初心者がVIPへ入るまでに覚えたこと、できるようになったこととなります。結構細かいところまで書いてしまいましたが、実際に勝率が上がる要因となったものばかりです。

あくまで私なりの使い方でしたが、パックマンでVIPへ入れずに困っている方は是非参考にして下さい。

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