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ポンキッキ『ガチャピンとムック』のモデルが予想外

豆知識
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昔、朝に放送されていた番組『ポンキッキ(ポンキッキーズ)』、その中でマスコットキャラクターとして際立っていた有名な2体を知っていますか?

出典:https://middle-edge.jp/

そうです、『ガチャピン』と『ムック』です。今でもCMで活躍していたりするので、ポンキッキを観ていない若い世代でも知ってる人は多いのではないのでしょうか。

この2体って本当に特徴的なデザインをしていますよね。一体何がモデルなのか考えたことはありますか?

一応見た目通り「ガチャピンが恐竜」「ムックは雪男(イエティ)」ということは合っているらしいのですが、どうもそれ以外にもモデルが存在するようなのです。

そこで今回はこの、昔大人気番組だったポンキッキの2体のマスコットキャラクター「ガチャピンとムック」のモデルについて書いていきたいと思います。

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ガチャピンとムックのモデル

では恐竜と雪男(イエティ)以外のモデルとは一体何なのでしょうか。答えは次の通りです。

  • ガチャピン:ポール・マッカートニー
  • ムック:ジョン・レノン

…え、人間?というか『ビートルズ』??

正直、初めてこれを知ったときは頭が「?」で埋め尽くされました。まずガチャピンとムックってどう見ても人間じゃないですしね。そのモデルがビートルズのメンバーなんだよって言われてもさらに頭が混乱するばかりです。

ちなみに知らない人はいないとは思いますが、伝説のバンド『ビートルズ(The Beatles)』のメンバーは以下の4人です。

  • ジョン・レノン
  • ポール・マッカートニー
  • ジョージ・ハリスン
  • リンゴ・スター

4人の中からポール・マッカートニー(ガチャピン)とジョン・レノン(ムック)だけなんて怪しいと思ったら、やはり当初の予定ではジョージ・ハリスンとリンゴ・スターをモデルにしたマスコットキャラクターも作るつもりだったらしいです。

ただ、これらの話はいずれも根拠が残っていない為、「全部がただの噂話だった」という可能性も十分にあり得るのです。

比較してみよう

証拠が残っていないのなら、実際に「ガチャピンとポール・マッカートニー」「ムックとジョン・レノン」を見比べてみましょう。

どうでしょうか。あなたは似ていると思いましたか?

私の個人的な感想ですが、ガチャピンとポール・マッカートニーは「腫れぼったい瞼」「げっ歯類を感じさせるような口元」が、ムックとジョン・レノンは「特徴的な眼鏡」「高身長」「長い毛」が似ていると思いました。これほど似ているのであれば、モデルにしているのは間違いないと言ってもよいのではないでしょうか。

ビートルズの曲が多く使用されていた

他にも何か共通点を考えてみたところ、思い出すことが一つありました。

ポンキッキの番組内で使用されていた曲は洋楽が多かった記憶があるのですが、その中でもビートルズの曲の多さは際立っていました。「ビートルズの曲をいくつも知っているのはポンキッキのおかげだな」と自然に思わせてくれるくらいには頻繁に流れていたのを覚えています。

これらのことから、当時の製作に関わっていた人にかなりのビートルズ好きがいたのではないかと思われます。

番組内で使用されていたビートルズの曲

実際にはこれ以上の数の曲が使用されていたと思われますが、確実なものだけを集めました。

All You Need Is Love

Please Please Me

When I’m Sixty Four

One After 909

Baby It’s You

A Hard Day’s Night

Please Mister Postman

Here Comes The Sun

Lady Madonna

他にもある意外な設定

このモデルの話以外にも、ガチャピンとムックには様々な謎や秘密があります。

ガチャピンの手首のイボイボ

出典:https://yukawanet.com/

なんとガチャピンの両手首にあるイボイボは『エネルギーボール』であり「勇気と力の源」らしいです。

チャレンジ精神が強く、何でも軽くこなしてしまうのはこれが理由なのかもしれませんね。

ムックの頭のプロペラ

出典:https://ameblo.jp/keisuke6038/

ムックの頭にはタケコプターのようなプロペラが付いていますよね。実はあれは体を冷やすためのファンの役割をしているそうです。ムックは雪男なので、日本の熱さは少し辛いのでしょうね。

見た目がタケコプターがそっくりなのもあってか、このプロペラで本当に空を飛んだこともあったそうです。大人の事情でどこかから怒られそうですよね…。

ガチャピンとムックの関係性

いつも一緒にいるこの2人の関係。考えたこともなかったのですが、実は「ガチャピンはムックの師匠」で「ムックはガチャピンの弟子」らしいです。

会話をよく聞いてみると、ガチャピンがムックに話す際にはタメ口なのに対し、ムックはガチャピンに対して敬語を使用しています。

2体のプロフィール

ガチャピンは「南の島出身の恐竜の子供」、ムックは「北極近くの島出身の雪男」で、なんと年齢と誕生日は同じなのです。

  • 年齢:5歳
  • 誕生日:4月2日

ちなみに2体とも永遠の5歳であり、一切年を取りません。

※かつては5年に1歳ずつ年を取る設定だったそうです。

過去にはCDを発売したことも

実はこの2体、過去にCDを出したこともあったんです。

タイトルは『食べちゃうぞ』です。

ガチャピンは恐竜の子供だということを考えると少し怖いタイトルですよね…。

曲の最後の部分では急に歌い方が変わり、ガチャピンではなく女性を意識させるような声になっています。おそらく別な意味での「食べちゃうぞ」を表現したかったのでしょうが、子供向けの番組では少し刺激的過ぎますよね。

そしてその心配の通り、タイトルや歌詞の内容に対して保護者からかなりのクレームがあったようで、この『食べちゃうぞ』はわずか1週間ほどでお蔵入りとなってしまいました。

その後は代わりにB面として収録されていた『パンダがなんだ』が使われていたようなので、実際にポンキッキを視聴していた方からしたら、そちらの方が印象に残っているかもしれませんね。

この「食べちゃうぞ」に関しては、大人気だったテレビ番組『トリビアの泉』でも取り扱われていたので、知っていた方も多いのではないでしょうか。この中で現在のガチャピンにどういう気持ちで歌っていたのかをインタビューをしているシーンがあったのですが、ガチャピンは「記憶にありません」と答えていたので、本人的にも消したい過去のようですね。

ちなみに「食べちゃうぞ」の作曲は、あの『吉田拓郎』さんが担当しています。さすがポンキッキ、やることが一々豪華ですね。

出典:https://www.amazon.co.jp/

後書き

以上のように、小さい頃何も考えずに見ていたポンキッキーズには意外な設定がたくさんあったようです。

実際に現役で観ていたけれども知らなかったという方は多かったのではないでしょうか。

これほどに面白い設定を持っている『ポンキッキ』という番組、「視聴したことがない」という若い世代の方には是非一度観てほしいです。

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